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<9>室生寺で頂く山の味。日帰り一人旅 / ドライブ二人旅 宇陀・奈良 (観光&グルメ) [3971文字]

自宅→室生口大野(奈良県宇陀市) / →奈良県奈良市→自宅

 

5月23日のこと...

せっかくの好天続きの旅行日和、無下にするのも忍びないので

室生寺へ行ってきました

(受験勉強やってた頃に映像授業で日本史の先生が「室生寺はベストオブテンプル。 人少ないし最高」と熱弁していたのが記憶に残っていて気になってた)

 

その前に軽く復習。

室生寺...平安時代前期に建立、弘仁・貞観文化の寺院と彫刻の要。日本一小さな五重塔で有名(16m、電柱よりちょい高いくらい)、金堂釈迦如来像・弥勒堂釈迦如来坐像は入試必出レベル...みたいです。

もう完全に記憶から抜け落ちていました(トホホ)

 

 

さて 

最寄りは室生口大野駅ですが、駅から7kmくらい離れているのでバスを使います

山道ありの7kmは無謀です。コレゼッタイ 

 

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 完全にお寺の拝観(8:00~17:00)に合わせた時刻表となっていますね

1時間に1本、ただし正午はなし。

 

今回は11時20分のバスに乗りました

乗客8名、さっそく穴場感が漂っていますよ!

 

 

出発後ほどなくして...

「左手側に見えているのは大野寺弥勒摩崖仏です」と速度を落とすバスの運転手

 ご丁寧にありがとうございます(言われるまで本当に知らなかった)

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高さ30mの岩に刻まれた石仏

1209年に開眼供養が行われたものだという。

 

なんだろう...異界のモノを見てるような感じ

神秘に満ちていますね。

 

 

山道を走ること15分、終点の室生寺に到着

 

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思っていた以上にいろいろお店ありますね!

(なんか山奥に隠れるようにお寺だけがあるのかと思ってた)

これなら食事の心配もなさそうです...

 

 

 

 そしてバスの停留所から300mほど歩いた先が入口のようですね

赤い橋が目印です

 

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入口付近は工事が施されていました。

 

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あぁ~良い良い!

 

ここは、鎧坂と呼ばれているところ

室生寺に来て、金堂・本堂・五重塔を拝観する際は必ず通ることになります

 

この日近畿地方は気温30℃くらいまで上がったけど、そうは感じさせない爽やかな風が吹き渡る。

麓からは宇陀川の流れる音とかヤマドリの多様な鳴き声も聞こえます

ロケーションは完璧ですね!

 

 

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鎧坂を上って正面にあるのは金堂

ここの中に釈迦如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像、文殊菩薩像、十一面観音像、十二神将像が並べられております

一般の人が中に入れるのは4月と11月の限られた期間のみだそうで、それ以外は金堂の縁から中を見るのみにとどまります (撮影は厳禁)

 

ちなみに中にはお寺の方が居て、話を伺えば丁寧に仏像のことを教えてくれますよ

(先を行っていた若者2人組が色々質問していた)

 

 

個人的に様々な表情とポーズをとる十二神将像が印象に残りましたね

 

鬼気迫る表情の寅神像

眩しい光の反射を左手で隠しながら遠くを眺めるような巳神像

スーパーサイヤ人のように髪を逆立たせ見下ろす辰神像

うっかり忘れちゃったという表情で頬杖ついている未神像

なぜかこの像だけに牙があるという酉神像

 

「仏像様をこういうのも変な話ですけど...、カワイイです」とお寺の関係者

神を具現化した像なのにどこか人間味のある表情や動きをしているのがカワイイということなのでしょうね。なるほどなるほど

 

ちなみに、運慶作と伝えられるこの十二神将像ですが

頭上に十二支の動物が刻まれているのでよ~~く見ると分かるそうですよ

 

 

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続いて鎧坂を上がって右側にあるのは天神社

この方角から1kmほど先に室生龍穴神社があるのですが

そこに敬意を表してその方向に祠が建てられているのだとか。

ここから先は龍神様の領域なので禁足地ですよという意味もあるそうです

 

 

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最後に鎧坂の左側は弥勒堂

この中に釈迦如来坐像があるそうです...が暗すぎて全く見えませんでした。

 

 

そして、そのあとは美しい緑をぼんやり眺めつつ椅子に座っていたところ

友達から突如として連絡が入ってきました

 

友「今日は暇してる?」

俺「暇すぎてお出かけしてしもたわ」

友「あらそーなのね、どこいってますの」

いかにも車を持ってる人の余裕っぷりかましちゃって!(うらやましいだけ)

俺「奈良県内よ、室生寺ってとこ」

友「あー、宇陀の方やっけ」

俺「ご名答。ご一緒にいかがですか!!」

友「いいですね~、暇ですしね~~」

友「あと1時間半くらいで着くと思われ」

俺「りょかい」

さすが車を持つ者は強いですね...!

 

ということで、

ここから1時間半、ゆっくり森林浴を...

 

ブウウウン~~

「ヤベェ^p^、オオスズメバチ!!!」

脊髄反射のごとく逃げ去りましたが

 ここから死闘の幕開けとなってしまいました...

 

 

更に金堂の横の石段を登った先にあるのが本堂

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んー、本当にすごく美しいのにブンブン蜂が飛び交っていておちおち見学もしてらんない!! 

 

 

 

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北畠親房のお墓ってこんなところにあったんだ・・・

 

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これが噂の五重塔ですね!

日本最小で全長16.1m、平安時代初期の建立、問答無用で国宝。

 

でも見どころは実はそれだけじゃなく....?

(九輪の最先端部に注目)

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通常であれば相輪と呼ばれる(九輪、水煙、竜車、宝珠の順にある)構成のようですけど

これは宝瓶を載せ宝鐸を吊りめぐらせて天蓋を作ってあるなど他に類が無い塔なんです!

 

尚、平成10年には紀伊半島に上陸した台風の影響で老齢の木が倒れたせいで

この五重塔がズタズタになったみたいですが、今では面影なく

小柄ながらも凛とした佇まいで見応え充分ですね

本当によかった。奈良が誇る秘寺ですからね

 

 

でも見学はここで終わりではありません。

実はさらに山奥に「奥の院御影堂」が残っています

ここだけ行かないわけもね....

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果てしなく続く石段.... の道中

太い糸吐き散らす蜘蛛が上から降ってきたり、オオスズメバチやアシナガバチも盛んに飛び交っているので危険度MAX!

虫たちはゆっくり見学することを許してくれない!

このときばかりは十二神将の寅神像より鬼気迫る顔になってたと思う。

 

下に落ちたら命無いし、蜂にやられても命無いかもしれないし....もう上がれ!!とダッシュで駆け抜けました。

 

 

 

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鬱蒼とした山中に舞台造の位牌堂が姿を見せました

 

やっと頂ですか^^;

 

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あー、休めるとこあってよかった!!

息切れモードMAXです。

運動不足の解消には十分すぎる活動量でした。

 

 

 

うん、確かに聞いた通り最高の雰囲気だとは思いました。

ゆっくりさえ出来れば思う存分森林浴が出来て心休められそうなのに....

何せオオスズメバチやアシナガバチも盛んに飛び交っていて危険度が半端ない!

本当に虫たちはゆっくり見学することも許してくれません

加え、自然の地形に応じた伽藍配置のせいで本堂、金堂、五重塔がバラバラで果てしない階段の数

身も心も擦り切れる思いでした。まさに満身創痍

(行くなら3~4月、絶対3~4月。こりゃもう来年リベンジですね...)

 

 

もう本当に早く友達来てくれー!!!と最後の方は涙目でした。

 

 

 

~この日の食事~

 

朝 : 自宅

 

 

昼 : 橋本屋 ¥1728

→ざるそば定食

 

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室生寺の門の前にある食事処

写真両脇がここのお店で、右側が山菜メインの食事・左側がそばや丼など手軽な食事をいただけるところとなっています

 

今回は左側でいただきました

 

 

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精進料理みたい!

高野豆腐とナス+ピーマンの味噌田楽、たくあん+白菜の漬物と山菜を山椒で和えた香物

優しい素材の味ですね

 

2時間もの間、右往左往に虫達からの全力逃亡劇を繰り広げてようやくあり付けた食事

いやぁ美味しい...。

張り詰めた心がほぐされていくようです。

 

 

100.橋本屋
和食・そば
奈良県宇陀市室生800
0745-93-2056
10:00~16:00
不定休
最寄り:室生口大野駅(6.8km)、室生寺(200m)
予算:¥1000~2000

 

 

~~ここから二人でドライブ~~

 

 

間 : やまが ¥1200

→葛切り

 

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古民家風のちょっとした甘味処

目の前を流れる宇陀川のせせらぎと小鳥の鳴き声を鼓膜に感じながらゆったりと時間が流れていきます

 

ちなみにメニューは2種類だけ。

「葛切り」か「抹茶・葛焼き」か

 

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宮内庁御用達の黒川吉野本葛100%の葛切りは、阿波産和三盆の蜜でいただきます

透明で凄くモチモチしたきしめんを黒酢と黒蜜の良いとこ取りしたようなまろやかな蜜で食べる感覚(卑近な例ですが)

見た目以上に結構お腹膨れる一品

 

清涼感抜群なのでこれからの季節にピッタリですね 

 

 

101.やまが
甘味処
奈良県宇陀市室生大野2369
0745-92-3355
10:00~18:00
年中無休
最寄り:室生口大野駅(630m)
予算:¥1000~2000

 

 

 

夜 : さくらや ¥2060

→馬刺し五種盛り、とーふサラダ、馬ロッケ、鶏からあげ、馬メンチカツ

奈良市内で熊本の味を!辛子蓮根や一文字ぐるぐるこそ無いけど、馬肉は堪能できます

 

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今日のお通しはカリカリオニオンフライが甘くて美味しいポテトサラダ

 

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いきなり大本命の馬刺し!

熊本県から直送しているそうです

シソは萎びてるけど大嫌いだから別に問題なし

 

霜降り、赤身、タテガミ、ふたえご...(もう1種は不明)

歯応えはそれなりにあるけど、噛めば噛むほど甘いお肉

うーわ感動。めちゃくちゃ美味しい!

醤油もまた九州のやつなのかな?甘いテイストです....イイネ

 

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102.さくらや
居酒屋・馬肉
奈良県奈良市杉ヶ町35-1
0742-22-6177
18:00~3:00
不定休
最寄り:奈良駅(400m)
予算:¥2000~3000

 

 

この後は午前1時半までボウリング(計13ゲーム)とビリヤード(約2時間)をひたすらしましたとさ。

 

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最後の最後はボウリングを持つ気力もなくなって凄惨なスコアに...笑

元気なお友達は終始ペースを崩すことなく投げておられました

(ねぇ、その元気わげでぇ^p^)

 

 

次回、次の金曜日か土曜日に更新します