長岡(新潟県長岡市)→六日町(新潟県南魚沼市)→まつだい(新潟県十日町市)
この日を待ちわびていましたよ!
そう...松之山温泉!!
普通は多分「何だよそれ」ってなるのかもしれませんが
実は 草津温泉(群馬県)、有馬温泉(兵庫県) と並んで日本三大薬湯の一つ
(まぁ...三大○○って名乗り上げた順みたいなもんなんですけどね。)
新潟県十日町市のピークには雪が3メートル積もるほどの山奥にあります
地殻に入り込んでる1000万年前の太古の海水が地圧によって湧出するジオプレッシャー型と呼ばれる温泉で
全国はおろか世界中でも珍しいタイプなんです。
海水の化石とも形容されているようですが、当然地殻に溜まっているものが全部出てきたら温泉は無くなってしまうわけなので
必ず枯渇する時がやってくるのがこの温泉です。
(いつ無くなるのかわからないので早いうちに行っておくのが手ですね)
そして今回、お邪魔させていただいた宿は
凌雲閣
です。
こちらの旅館は1943年創業の木造建築の宿。
群馬県渋川市から宮大工を呼び寄せ一人一部屋ずつ趣向の異なる部屋を造らせたそうです。
なお登録有形文化財にも登録されております
風情あふれる。
泊まった部屋は桜を題材にしていて、柔和な雰囲気でとても落ち着きます
こたつに入りながら宮大工の技巧をじっくり見るのはしみじみとしますねぇ。
多くは語らず...
素晴らしい。
食後には温泉へつかってきました。
(貸切風呂空いててラッキー!!)
扉を開けた瞬間に
「くさっ?!」
半端ない硫黄臭...そして源泉掛け流しだから尋常じゃないくらい熱い!
最初の方はウェッウェとなりつつ、蛇口から水を出して温度調節しながら入りました。
あぁ〜、でもいい湯。
気づいたら1時間経っていました(笑)
風呂上がりは体に硫黄が染み付いたのか!?というほどのにおい。
でも肌がスベスベです
本物の温泉だ...
朝も早起きしてまた入ろう。
~本日の食事~
朝 : Mog2. works ¥1400
→みそとチーズのグリルチキンプレート(ハニーマスタード)
南魚沼市中心部の隠れ家的カフェです
「本日のご飯」は7種のスパイスカレーと二択でしたが、辛いのは大嫌いなので即オーダー
色彩豊かでオシャレ!虹のよう
しかし、見た目だけではありません
非常にボリューミーかつ美味しい
ジューシーな鶏肉にトロットロのチーズ
ナイフを入れれば流れる肉汁の架橋となります!
うまいっ!
すかさず古代米をパクリ
柔らかくて旨味のある鶏肉、トロけるチーズの酸味と少し固くて深い甘さを持つ古代米が渦を巻き
最後は一筋の線となります
これが....食の魔法。
お腹だけじゃなく心も満たされますね!
食後のコーヒー
軽やかな苦味でも後味すっきり
すごく飲みやすいコーヒーでした
更にお代わりもいただきましたが
コーヒーはまた違うブレンドという施し
酸味が程よくきいたさっぱりしていました
好みです!
店内にある本を読みながらいただきました
県外に来てこういうことするのも、贅沢な時間の使い方ですね
ごちそうさまでした
31.Mog2. works
カフェ
新潟県南魚沼市六日町61-6 2F
025-772-4829
11:00~20:00(LO.19:00)
定休日 : 日曜日、第3月曜 + 不定休あり
最寄り : 六日町駅(210m)
予算 : \1000前後
昼 : なし
夜 : 旅館 (凌雲閣)
(スマホの広角レンズを使用しても1枚じゃ写りきらない^^;)
山菜・きのこ名人と呼ばれている料理長が自ら採ってきた旬の食材を使用した山菜料理を提供してくれます
「ナラタケ」「なめこ」「アザミ」「カタクリ」が今回の旬ということです。
(旅館の料理の説明ってどうすれば良いのか困りますよね...
品数多いと色々目移りしちゃって一つの味に集中するのが難しいです。)
とりあえず、山菜で唸るほど美味しかったのは初めてでした。
~ホテル~
9.越後松之山温泉 凌雲閣 ¥18,510
新潟県十日町市松之山天水越81
最寄り:まつだい駅(約10km)
トイレは共同、バスルームもありません
貸切風呂は先着順で1室のみ(ドライヤーはそこにあります)
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乗車距離 : 83km
乗車時間 : 1時間24分
徒歩移動距離 : 2.5km